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青い空

ハッブルのサイトから宇宙の写真をダウンロードしてきて、それを壁紙にした。
数百の銀河があまねく、なんともロマンチックなデスクトップだこと。
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、引いて見れば喜劇である」とはチャップリンの言葉。
事象はそれを眺める距離や立ち位置によって顔が異なる。
そして、その各々の距離や角度で見せる顔はそれぞれが正しいのだ。
もっと肩の力を抜いて、もっとフレキシブルに生きていくためにも色々なレンズを揃えておきたいなぁ。
見方によっては大したことないようなことで、まるで世の不幸を全て背負ったような顔をしているのも間抜けな話じゃないか。
体と頭が重くて陰鬱な気分になったので散歩に出たら、相変わらず鳥たちは楽しげにさえずっていた。相変わらず、空は青く高かった。
自分の悩みなんてものは、この世からしてみれば取るに足らないものであり、そしてそれも数ある客観的な事実のうちの一つなのだ。
「何を今更」という話だけど、視野狭窄に陥っていると忘れやすいので心の片隅に留めておこう。暗くて見えなくなったらレンズを換えろ、と。
単焦点レンズ、望遠レンズ。この場所から、空の高さから。たまには銀河の外から自分を眺めてみるのもいい。
柔軟な物の見方ってのは、きっとそういうことをいうんだろう。どのレンズを使うかは適材適所なのだ。
一つのレンズや一つの立ち位置しか持ち合わせていない人生は、生きるには余りに息苦しい。

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